フランスのお酒





G.E.マスネ



マスネ社は1870年に創立され、最も伝統のある蒸留設備を所有する生産者として知られてます。
1913年にはフランボワーズを独自の製造法でスピリッツにしたことがきっかけで、
マスネのフルーツ・ブランデーの生産量 を飛躍的に伸ばしました。
その功績によって、当時ウジェーヌ・マスネ氏は信用を得ることに成功し、
現在のマスネ発展につながっています。

彼らは質の高いスピリッツを得るために、完熟したベリー類もしくは果物を厳選し、
発酵またはアルコールへの漬け込み作業によってアロマを引き出したあと、
単式の蒸留器を使用して2回の蒸留を行います。
2回目の蒸留で最もアルコール度が高く、アロマが最も強いスピリッツだけを使用し、
初めと最後に流れ出るものは全く使わないこだわりぶりです。

果実のアロマが引き出された透明な液体は、フルーツのフレーヴァーが失われないように、
ガラス製容器で4〜6年間熟成されたのちに出荷されます。
出荷前にアルコール度を下げるために加えられる水は、
アルザスのヴィレ渓谷の天然水を使用しています。
また、彼らはフルーツ・ブランデー以外にも、カシスやミュール、フランボワーズなどの
クレーム(1リットル中の糖分が200gを超えた甘味リキュール)の製造も行っています。