ピエロパン







ピエロパンはソアーヴェ生産者の中で
最も尊敬を集めるトップワイナリーです。
「完璧なぶどうから素晴らしいワインが生まれる」という信念のもと、
当時軽やかなワインであったソアーヴェを有機肥料の使用、
グリーンハーヴェストをいち早く行い
従来のソアーヴェとは一線を画した
高品質のソアーヴェを生み出しました。
2003年ソアーヴェ・スーペリオーレはDOCGに昇格しましたが、
ピエロパンはDOCGを名乗りません。
1967年、アメリカで起こった
ソアーヴェワインブームの際供給が間に合わなくなり、
本来ソアーヴェ城を中心とした斜面の畑だけであった
DOCゾーン(クラッシコゾーン)を広げ、急激な需要を満たすために、
平地にも畑(ソアーヴェDOCゾーン)を広げたのでした。
ピエロパンは「ソアーヴェとしてひとくくりにしてほしくない」との思いから
あえてソアーヴェクラッシコDOCGとしてリリースされています。



ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ ”ラ・ロッカ”

畑の名は中世ソアーヴェ地区の一部を治めていた城砦の名に由来。
遅摘みのガルガーネガ種を100%使用。
オーク樽で約1年間熟成。
凝縮感があり、異国風な果実やナッツの香りが印象的、
ヴァニラやスパイスの香りも連想させる。
味わいは豊かで滑らか、バランス良く時間と共に様々に変化し
余韻に至るまで持続性がある。